発表会をきっかけに聴き直した“THE BEST OF JOHN DENVER

ジョン・デンバーに関しては、詳しくは知りませんでした。今も持っているCDはベスト盤のこの1枚だけです。
このCDもいつ買ったのかよく覚えていません。

しかし、このCDを聴き返すきっかけとなったのが、娘が幼稚園の頃の発表会でした。
幼稚園から帰ってきた娘が、「カントリー・ロード、この道~…」と歌っていたのです。
「どうしてそんな曲を知ってるの?」と聞くと、「幼稚園で習った!今度の発表会で歌うんだって!」との返事でした。

“幼稚園児にカントリー・ロードなんて、先生の趣味、渋いな…”と思う反面、どこかワクワクしながら“確かにCDを持ってたはず…”と、CDケースの中を探しました。
出してきて聴いていると、「ママ、この歌知ってたの?」と娘に聞かれました。
「うん、ママもこの曲が好きだったからね!」と答えましたが、幼稚園児の娘には洋楽の原曲は難しいようでした。

数日後、幼稚園のお迎えに行った時、担任の先生と話す機会があり、「カントリー・ロードを選曲するって、渋いですね!」と言うと先生は、「はい、一度やってみたかったんです。」と言っておられました。よく考えればジブリ映画でこの曲が使われていましたからね。
改めて聴き返してみると、昔に夢中になっていた曲を色々と思い出しました。

2曲目の“LEAVING, ON A JET PLANE”はPPMのコンサートでも聴いた事があり、ジョン・デンバーよりもPPMの方の印象が強い曲でした。それでも、優しく聞こえてくるその歌声はPPMとは違った魅力があります。
11曲目に収録されているビートルズの“MOTHER NATURE’S SON”も、ビートルズのそれとは全く印象が異なり、明るいカントリー風の響きが印象に残り、何度も聞き比べをしたのを覚えています。

中でもとても好きな曲が、18曲目の“ANNIE’S SONG”でした。
この曲を初めて聴いた時、“チャイコフスキーの交響曲第5番の2楽章にとても似てる!”と思いました。チャイコフスキーの5番の2楽章はホルンが奏でる美しいメロディーが有名です。メロディーの音の運び、アウフタクトと言われる技法から始まる旋律、テンポ等を見ると、“ジョン・デンバーってチャイコフスキーが好きだったのかな?”とも思えてしまいます。もともとチャイコフスキーの5番も好きだったことから、その曲がこれほど美しいラブソングになっている事に変な嬉しさを感じたものです。

娘の鼻歌がきっかけではありましたが、その昔に好きだった音楽を久しぶりに聞いてみると、ちょっとした幸せを感じるものです。